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    [第一のシーガルズ]  前半
  プロフィールにも載せていますが、僕は2002年の夏から「三井物産シーガルズ」に所属し、
X リーグ(日本社会人アメリカンフットボールリーグ)の3部リーグに当たるX 3で、2年間プレー
させてもらいました。
 「シーガルズ」といえば、2005年に日本一に輝いた「オービック シーガルズ」のほうをご存知
の方も多いと思います。我々シルバースターも昨年11月4日に対戦したX リーグ屈指の強豪で
すね。ただ、僕にとって最初のシーガルズは「三井物産シーガルズ」のほうでした。
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      (シーガルズでの背番号は1番でした。ただ空いていた番号だったので)
 大学を卒業した後、もともと社会人リーグでのプレーはしない意向を固めていたので(正確に
X リーグで戦えるほど、自信がなかったのですが)、どこのチームの情報も聞かず、放送局
TBSに入社した2001年からアナウンサーの仕事をしていました。
 TBSではスポーツの中継やスポーツ報道の仕事をメインに担当していたため、平日は夜遅く
までスポーツイベントの現場へ出て、週末も日中は現場、夜は会社に戻ってスポーツニュース
を読むというパターンで動くのが常でした。もちろん、これではX リーグでプレーするのは不可能
ですし、その環境を選んだのは僕の意志どおりでした。

 入社2年目を迎える2002年。お正月のライスボウル(日本選手権)で学生王者の関西学院
大学ファイターズが、社会人王者のアサヒ飲料チャレンジャーズを倒しました。
 母校の快挙達成に喜び、近い後輩たちの素晴らしいプレーぶりには心を躍らせられました。
自分たちは2000年正月のライスボウルでアサヒビール シルバースターに敗れて引退したこと
もあって、非常に羨ましくも感じました。
 その年の7月、私は三井物産シーガルズの夏合宿に参加していました。その合宿は金曜の夜
に集合し、日曜の夕方には終わるという短期間のもの(各々の仕事に支障をきたさないように)
でした。僕が参加できたのは土曜日の夜から日曜日の午前中という僅かな時間でした。しかし
ながら、フットボールが好きな仲間と集まって同じ時間を過ごすという感覚が異様に嬉しく感じ
早々とグラウンドを後にするということが悔しくてたまらなかったのを覚えています。

 シーガルズには、大学で一緒にプレーした同期や先輩が多くいたこともあり、相当早く溶け込
ませてもらえました。さらに、他の大学出身の多種多様なキャラクターが豊富で、本当にいろん
な個性をもったメンバーが揃っていたのですが、大なり小なり皆「フットボールがしたい」という
共通点をもっていました。そんな仲間ができ、新たな視野も広がり、「フットボールの楽しさ」を
再認識することになりました。

d0003671_1918681.jpg トップの1部リーグにあたる「X リーグ」は、東・中・西の3つの地区それぞれ6チームで構成さ
れ、計18チームが所属。2部リーグにあたるX 2にも同様に18チームが属し、さらにその下部
に位置するのがシーガルズのいるX 3です。
 シーズンの最後にそれぞれ入れ替え戦が実施されるため、リーグ戦で上位もしくは下位の成績を残したチームには、昇格・降格の可能があります。シーガルズは当時、X 3で優勝をしてもX 2への昇格は辞退し、あくまでX 3で戦うチームであるというスタンスを持っていました。上部のリーグに昇格して勝負するほどの金銭や労力を準備するという方向性は考えないチーム体制で、仕事の都合などで練習や試合に参加できないメンバーも多く、その日に来られるメンバ
ーで戦うという状態でした。
 たとえば「金曜の晩から徹夜で仕事をして、土曜の昼間の試合に出て、夕方にまた会社に戻
る」などという強行策をとるメンバーもいました。僕も試合が終わったら急いで会社へ向かって、
生放送番組の準備に入るという慌しいことをやっていました。
 そうえいば、試合で相手のプレーヤーに右手の甲を踏まれ、数センチの穴が開き血が噴出し
(テープで塞いで試合を続けたのですが、終わってテープを剥がしたら大変なことに…)、病院
で縫ってもらってから会社にいったこともありました。その夜の番組「ブロードキャスター」と「
ーパーサッカー
」でスポーツニュースを読んでいた人の右手は白い包帯でグルグルと巻かれ、
ドラえもんのようになっていました。上司に怒られないように、「あまり手が映らないサイズで撮
って下さい」と、カメラマンさんにお願いしたのを覚えています。
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by h_arima3 | 2007-02-21 20:07 | Football総合
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