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<   2007年 02月 ( 7 )   > この月の画像一覧
     はやくも、3月です。
   
    さて、3月です。もう3月です。早いですね。
  DJ OZMA の「裸ボディスーツ」 に驚いたのが、つい昨日のことのようです。
  
  花粉症のせいか、疲れているのか。ちょっと頭がボーっとしてしまう瞬間があるこの頃です。
 こないだ仕事でアメリカからのお客さんと話をしていたのですが、
  「check in 」という言葉がどうしても、「chicken」 に聞こえてしまって・・・。
 お腹が空いてたのかなぁ。
  その後、「catch up」 が、何度も「ketchup」 に聞こえてしまい・・・・。

 「鶏肉にケチャップ」、やっぱりお腹が空いてたみたいです。

d0003671_2033485.jpg   今週から、アメフトW杯に向けて日本代表候補選手の強化練習が
 スタートします。(第一次候補は143人)
  いよいよ本番が4ヵ月後に迫ってきました。舞台となる川崎市でも、
 着々と準備が進んでいるようです。
 (写真:先日手に入れたW杯グッズ使ってます。分かりにくいですが。)
 
 代表最終メンバーに残り、W杯のグラウンドに立てるよう、ガッチリと
 練習に励みたいと思います!
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by h_arima3 | 2007-02-28 19:37 | Football総合
    [第一のシーガルズ]  後半
  
  そんなシーガルズに入らせてもらったことで出会えた一人の友が、結婚式を挙げました。
 しばらく会っていなかったので、お初にお目にかかる奥さん共々、本人に会えるのを楽しみに
 会場の福岡までピューっと馳せ参じました。

d0003671_12444123.jpg 彼は藤原幹也といい、
僕のひとつ年下の天然
パーマ君です。 高校・
大学と大阪学院でWR
(ワイドレシーバー/
攻撃チームで、走って
パスを捕る役目)として
活躍し、就職で東京に
やってきてからは三井
物産シーガルズに入部
していました。(現在は
鹿児島市へ転勤になっ
ています)
僕がシーガルズに入る
前、「ええレシーバーが
おんねん、藤原っていう
ねんけど…」と聞いてい
 たので、どんなヤツなんやろうと思って楽しみにしていました。
  初めての練習でパスを投げさせてもらったとき、確かにスゴイということが瞬時にして分かり
 ました。ただスゴイというか「めちゃめちゃええですやん!」というレベルのWRでした。
  自分自身の能力がスーパーじゃない僕は、高校・大学といつもチームメイトに恵まれ、助け
 られて勝つことができました。そういう意味では本当にラッキーマンだと思います。優れたWR
 にも数多く出会うことができましたが、そのなかでも、この藤原幹也というWRとの出会いには
 鮮烈な衝撃がありました。

d0003671_12572868.jpg  彼とのコンビネーションを合せるのには、ほとんど時間を
要しませんでした。こちらが描いたとおりの場所へサササッ
と走り込んでくれる俊敏さ。上背があり、ボールに対しての
相手との競り合いに強い。 パスを投げる側に安心感を与え
てくれるような力の持ち主でした。「あいつに投げれば何とか
してくれるだろう」と。
 2002年のリーグ戦、僕は4試合で927ヤードのパスを記
録することができましたが、その大半は彼へのパスでした。
ピンチの時や、ここぞという勝負どころで確実にボールを捕り、
ビッグプレイを生み出せる。投げた瞬間に「失敗したかな…。」
と思うようなパスでも、ススっと動いてキャッチしてくれる。
 本当にパスを投げやすい選手でした。
  <右写真:結婚式前夜、新郎との一枚>

  そんなプレーを重ねるたびに、僕は完全に「パスが通ることの嬉しさ」を思い出しました。
 これは高校のとき以来の感覚でした。大学では「日本一になること」に対し、チーム全体が
 確固たるこだわりを持ち続けていたため、パスが通った時にはホッとする感覚のほうが先に
 きていました(もちろん嬉しい気持ちもありましたよ)。高校のときは、ただ純粋に 「どこまで
 強くなれるだろう」という気持ちでフットボールをしていたので、1本1本のパスが通るたびに
 喜びを感じながらプレーをしていました。シーガルズという場所で彼と共にプレーできたこと
 で、原点にある「フットボールの楽しさ」を再び味わうことができました。
  これには心底から感謝をしています。

d0003671_1371418.jpg 翌年のジャパンエックスボウル(X リーグの日本一決定戦)を
東京ドームの客席で一緒に見たとき、「こんないっぱいお客さんが
入る舞台でプレーしたいですわ。」彼は言っていました。大学時代
は2部リーグ、そして社会人ではX 3のチームでプレーする彼は、
「トップのリーグで活躍をしたい」という願望を持っていたのです。
 藤原の実力ならば、すぐにでも上のリーグで活躍するチャンスが
あるだろう。そう思っていたのは僕だけではなかったはずです。
周囲からは「藤原に唯一足りないのは、自分を上手いと思う気持ち」
だとも言われていました。いわゆる自信というものでしょうか。
 <左写真:ケーキ入刀。ケーキ、でかっっ!>

 
  結局、東京ドームの客席で聞いた彼の言葉に最も影響を受けてたのは、僕のほうだったのかもし
 れません。その2ヵ月後に僕はTBSに退職届を出し、「X リーグ」で日本一を目指してフットボールに
 取り組むという決意をしていました。2004年3月、僕はアサヒビール シルバースターのトライアウト
(入団テスト)を受ける準備をしながら、藤原に話していました。
  「一緒に行かへん?」 
 藤原ならば、ALL JAPANのレベルまで必ず上がれると本気で思っていました。
d0003671_13222069.jpg
        <福岡に集まったシーガルズの仲間達と>
 
  それから3年が経った現在でも、彼のプレーレベルの高さに確信をもっていた気持ちに揺らぎは
 ありません。やはり藤原はスゴイWRであると。JAPAN級のWRだと。
d0003671_13305212.jpg
  X のシーガルズにそんな選手がいて、
そこに僕がタイミングよく舞い込んだのは、
実に幸運なことだったと思います。
  プレーに迷いが出たとき、僕はいまでも
『第一のシーガルズ』で味わうことのできた
「原点の楽しさ・嬉しさ」を思い出しています。
 失敗を恐れずに、仲間を信じ、レシーバー
を信じてプレーする勇気をもらえる気がする
からです。

  最後にあらためて、結婚おめでとう。
 幸せな家庭を築いてください。
  父の故郷でもある鹿児島へ、今度遊びに
 行きます。その時はヨロシクです。
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by h_arima3 | 2007-02-25 13:29 | Football総合
    [第一のシーガルズ]  前半
  プロフィールにも載せていますが、僕は2002年の夏から「三井物産シーガルズ」に所属し、
X リーグ(日本社会人アメリカンフットボールリーグ)の3部リーグに当たるX 3で、2年間プレー
させてもらいました。
 「シーガルズ」といえば、2005年に日本一に輝いた「オービック シーガルズ」のほうをご存知
の方も多いと思います。我々シルバースターも昨年11月4日に対戦したX リーグ屈指の強豪で
すね。ただ、僕にとって最初のシーガルズは「三井物産シーガルズ」のほうでした。
d0003671_1913215.jpg
      (シーガルズでの背番号は1番でした。ただ空いていた番号だったので)
 大学を卒業した後、もともと社会人リーグでのプレーはしない意向を固めていたので(正確に
X リーグで戦えるほど、自信がなかったのですが)、どこのチームの情報も聞かず、放送局
TBSに入社した2001年からアナウンサーの仕事をしていました。
 TBSではスポーツの中継やスポーツ報道の仕事をメインに担当していたため、平日は夜遅く
までスポーツイベントの現場へ出て、週末も日中は現場、夜は会社に戻ってスポーツニュース
を読むというパターンで動くのが常でした。もちろん、これではX リーグでプレーするのは不可能
ですし、その環境を選んだのは僕の意志どおりでした。

 入社2年目を迎える2002年。お正月のライスボウル(日本選手権)で学生王者の関西学院
大学ファイターズが、社会人王者のアサヒ飲料チャレンジャーズを倒しました。
 母校の快挙達成に喜び、近い後輩たちの素晴らしいプレーぶりには心を躍らせられました。
自分たちは2000年正月のライスボウルでアサヒビール シルバースターに敗れて引退したこと
もあって、非常に羨ましくも感じました。
 その年の7月、私は三井物産シーガルズの夏合宿に参加していました。その合宿は金曜の夜
に集合し、日曜の夕方には終わるという短期間のもの(各々の仕事に支障をきたさないように)
でした。僕が参加できたのは土曜日の夜から日曜日の午前中という僅かな時間でした。しかし
ながら、フットボールが好きな仲間と集まって同じ時間を過ごすという感覚が異様に嬉しく感じ
早々とグラウンドを後にするということが悔しくてたまらなかったのを覚えています。

 シーガルズには、大学で一緒にプレーした同期や先輩が多くいたこともあり、相当早く溶け込
ませてもらえました。さらに、他の大学出身の多種多様なキャラクターが豊富で、本当にいろん
な個性をもったメンバーが揃っていたのですが、大なり小なり皆「フットボールがしたい」という
共通点をもっていました。そんな仲間ができ、新たな視野も広がり、「フットボールの楽しさ」を
再認識することになりました。

d0003671_1918681.jpg トップの1部リーグにあたる「X リーグ」は、東・中・西の3つの地区それぞれ6チームで構成さ
れ、計18チームが所属。2部リーグにあたるX 2にも同様に18チームが属し、さらにその下部
に位置するのがシーガルズのいるX 3です。
 シーズンの最後にそれぞれ入れ替え戦が実施されるため、リーグ戦で上位もしくは下位の成績を残したチームには、昇格・降格の可能があります。シーガルズは当時、X 3で優勝をしてもX 2への昇格は辞退し、あくまでX 3で戦うチームであるというスタンスを持っていました。上部のリーグに昇格して勝負するほどの金銭や労力を準備するという方向性は考えないチーム体制で、仕事の都合などで練習や試合に参加できないメンバーも多く、その日に来られるメンバ
ーで戦うという状態でした。
 たとえば「金曜の晩から徹夜で仕事をして、土曜の昼間の試合に出て、夕方にまた会社に戻
る」などという強行策をとるメンバーもいました。僕も試合が終わったら急いで会社へ向かって、
生放送番組の準備に入るという慌しいことをやっていました。
 そうえいば、試合で相手のプレーヤーに右手の甲を踏まれ、数センチの穴が開き血が噴出し
(テープで塞いで試合を続けたのですが、終わってテープを剥がしたら大変なことに…)、病院
で縫ってもらってから会社にいったこともありました。その夜の番組「ブロードキャスター」と「
ーパーサッカー
」でスポーツニュースを読んでいた人の右手は白い包帯でグルグルと巻かれ、
ドラえもんのようになっていました。上司に怒られないように、「あまり手が映らないサイズで撮
って下さい」と、カメラマンさんにお願いしたのを覚えています。
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by h_arima3 | 2007-02-21 20:07 | Football総合
   『通路側のE席』 ⑥
  
   のぞみ117号は静岡県内の6つの駅を通過し、すでに愛知県に入っている。
 時計の針は11時に向かう。終点の新大阪駅到着までは、残すところ1時間と15分ほど。
 こうなれば、とことん隣の男と話してみよう。そう決めた私は、とりあえず子供のことから尋ね
 てみることにした。息子なのか?娘なのか?ネパールの人って、どんな名前だろう?
  やっぱり覚えるのが大変なくらい長い名前とかかな。そんな想像を膨らませる。

  「きょう会えるお子さんは、男の子?女の子?」こんな感じで声を掛けようとE席に目をやって
 みると、、、そこには気持ちよさそうに目を閉じてまどろむ彼の姿があった。ウイスキーと2杯の
 チューハイが廻ってきたのだろう。背もたれと窓に寄りかかって、もう2時間ぐらい寝入ってい
 るかのような表情をしている。「完全に彼のペースに飲まれてしまった。」
 確かにそう感じたが、悪い気は全くしなかった。

  数分後、携帯電話が胸のポケットでブルブルと振動した。通話ボタンを押しながら、足早に
 14号車との間のデッキに移動する。仕事先からの電話だ。途中何度か通話が途切れてしま
 ったこともあり、10分以上をデッキで過ごしただろうか。その間にワゴンサービスが私の脇を
 通って13号車に入っていった。E席の彼が必ず酒を買うからなのか、13号車にワゴンの来る
 回数が多い気がする。
  そういえば、彼に買ってもらったペットボトルのお茶はもう空っぽだった。彼が起きていれば
 だが、ワゴンが来たら、またお決まりの科白で「ナニ飲ム?」と聞いてくれるだろうから、2本目
 を買ってもらえたかもしれない。密かにそう考えていた。
  ちょっとばかし残念な気もしたが、まぁ、眠っているだろうから今回のワゴンには気が付かな
 いだろう。
 
  途切れた会話をつなぎ合せる様に電話が終わった。
 We will soon make a brief stop at Nagoya・・・ アナウンスの声が聞こえてくる。
 13号車に戻ると、10番E席の彼は上着を羽織り、立ち上がって通路に立っていた。
 「ワタシ降リルネ、トモダチに会ウネ。」

  てっきり新大阪まで行くものだと思っていたのだが、急遽予定が変わったらしい。彼は私の
 背中をポンっと軽く2度叩くと、バッグを持って列車を降りていった。
  ん?関西空港は行かなくていいのかな。時間に余裕があるのかな。すこし疑問も残ったが、
 ついに乗車券どおりの『13号車10番E席』が空いた。どことなく寂しい気持ちにもなったのだ
 が、新大阪までの53分間はD席とE席の両方を広々と使える。
  自宅から持ってきた朝刊を鞄から取り出して開く。不具合の出た製品の回収の話や、公費
 の無駄遣いをたたく記事が相変わらず多い。外を見れば、快晴の陽気。
  いつの間にか私は浅い眠りに入っていた。

  太陽に照らされた琵琶湖の水面がキラキラと車窓に映っている。眩しさにふと目が覚める。
 銀色と白色が交錯し、時折プリズムのようにも見える。 窓際に右腕を乗っけながら、しばらく 
 それを眺めていた。なんとなく、喉が渇いてきた。
 
  時計は11時40分を回ろうとしていた。そろそろ京都駅に着きそうだ。 
 大阪へ行くときは、京都が近づいてくると、ぼちぼち降りる準備を始めようかという気分になる。
 ワイシャツの裾を正し、緩めたネクタイを締めなおす。
  そして、ゴミをまとめようと思い、私が名古屋まで座っていたD席のシートポケットにあるお茶
 のペットボトルを取った。そこで私はハッと驚く。
  からっぽのはずのボトルが冷たいのだ。

  ペットボトルは500ミリリットル満杯だった。
 喉が渇いていた私は、E席に腰を掛け、遠慮なくお茶をいただくことにした。
  
  シートポケットには手帳の1ページをちぎったであろう紙切れが残っていた。
 そこには、死ぬほど下手な文字で 「どうぞ」 と書かれていた。

  
  <通路側のE席・おわり>
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by h_arima3 | 2007-02-16 22:25 | Football総合
   『通路側のE席』 ⑤
  
  私が振り向いたのとほぼ同時に自動扉が閉まった。その寸前のほんの僅かな瞬間だけ
 だったが、こちらを見ていたE席の男と明らかに目が合った。
  心中が揺れる。すぐに座席に戻ったほうがいいのだろうか。いや、心配をしすぎなのだろ
 うか。品川駅で乗車してからこれまで、決して長い時間とはいえないが、あの男とコミュニ
 ケートしてみた感触を信じるならば…。いやいや、これまでの彼の私に対する言動が、もし
 かすると何やらの布石だった可能性も無きにしも非ず。 
  閉まった自動扉から5~6歩の距離にあるトイレまで、9歩ほどを費やしながら考えていた。

  トイレのドアの前に立ったとき、再び自動扉の開く音が背中に聞こえた。反射的に、機敏
 に私の首が回る。すると、扉から出てきたのは、他でもないチューハイの缶を片手に握る
 ネパール人だった。
  「トイレネ、同じネ。」 酒が進んでいた彼もおそらく、トイレに行きたくなり始めていたのだ。
 ただ、富士山を通過したあとから、私がまたうとうとしているのに気がついていた彼は、同じ
 タイミングで用を足すことによって私の邪魔をしないよう気遣いをしてくれたのだろう。あれだ
 け体がふっくらしていたら、私を起こさないように膝の上を跨ぐのも難しいはず。
  なるほど、どうりで席を立ってトイレに向かう私をジロリと見ていたわけだ。少しでも猜疑心
 を抱いた自分が、ちょっと恥ずかしかった。
  10番E席に座る彼は、D席の私よりも早く用を済ませて先に戻ってくれていた。「有難う。」
 とは言わなかったが「もしそうであれば有難う。」という意味を込め、私は軽く会釈した。
  彼の表情を見る限り、「そう」 だったようだ。

  品川駅から新大阪駅までの2時間28分。私は当初、そのうちの大半を睡眠に充てようと
 考えていた。のぞみ117号は寝過ごしの心配がない新大阪行きである。しかし既に列車は
 1時間と少々を走り、すいすいと名古屋駅に向かっている。眠るにしては中途半端な残り時
 間となってしまった。
  
  こうなれば、とことん隣の男と話してみよう。そういえば、彼の名前もまだ聞いていないし、
 これから彼が関西国際空港で再会するのは男の子なのか、女の子なのか、何歳なのかも
 聞いてみよう。いろいろ話せば、ネパールという国のことが少しぐらいは分かるだろうし。
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by h_arima3 | 2007-02-12 17:31 | Football総合
   豪雨のSUPER BOWL (結果は書きません)
d0003671_17182195.jpg  
   思わぬ豪雨のなか行なわれた『第41回・NFLスーパーボウル』
  観ました???結果は書きません。
   現地では日曜の夜の超大イベント、日本ではいつも月曜の朝に
  キックオフを迎えるため、観戦のしかたは人それぞれですよね。
  会社を半休して衛星放送の生中継を楽しむ人もいれば、速報には
  耳をふさいで録画で楽しむという人も多いでしょう。
   NHK(衛星)、GAORA(CS)、日本テレビという3つの放送局それ
  ぞれ放映時間が違うので、都合に合うものを選ぶというのもあるで
d0003671_17183835.jpg  しょうし、複数回観戦するという人もいるでしょう。 
   アメフトというスポーツは、同じ場面を何度か観る度に新しい発見
  があるのもイイところなんですよね。
   僕が解説させていただくGAORA(今回は解説者3人の豪華版)の
  放送は7日(水)23:00~です。(※その他再放送2回)
   
   いやー、まさかマイアミに雨があんなにも降るとは予想もしません
  でした。。。選手もお客さんも開催スタッフも大変そうでした。
  
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by h_arima3 | 2007-02-05 17:50 | Football総合
   『通路側のE席』 ④
  
  またまたワゴンサービスが13号車にやって来て、前方から我々の席に近づく。
 やたらと来るなぁ。そう思っていると、すでにチューハイを飲み終えていた隣の男がお決まりの
 科白を聞かせてくれる。「ナニ飲ム?」 まだ、私のお茶は半分以上残っていた。
 
  積雪量が少し多めなのか、富士山は見える範囲の4割ぐらい純白の雪をかぶっている。
 南の宙に向かう太陽が申し分ない明るさで3776メートルの峰を照らす。背景は雲ひとつない
 青空。新幹線から見ると、この時間は完全な順光である。
  それが見え始めたことを知らせようとすると、隣の男は2缶目のチューハイをテーブルに置 
 き、「アレ、フジサンデスカ?」 ちょっと興奮気味に言った。肯いた私を見るや、彼はそそくさと
 携帯電話のカメラのシャッターを何度も切る。これから関西国際空港に行けば会える我が子
 に、日本一の山を見せようというのだろう。丸々とした背中をさらに丸めて画面を覗きこむ。
 その格好が子供のようだった。

  最初は手前の山が遮って半分程度しか見えないが、しばらく走ると角度が変わり、建物が多
 少の邪魔はするものの美しいコニーデがくっきりと姿をあらわす。車窓からのシャッターチャン
 スはここだ。
  私も携帯電話をカメラモードにして、彼と並べるようにして撮影してみる。
 チャンスが終わると、彼は首をかしげながら撮った画像を私に見せる。カメラの性能の問題な
 のか、設定が合わないのかボケた写真ばかりだ。
  私が撮ったものを見せると、「コレ、イイデス。」と言う。
 赤外線という言葉が通じるとも思えなかったので、私は特に説明せず彼の電話を拝借、写真
 のデータを送信してあげた。相当嬉しそうだ。すると、しばらく悩んでから「セキザイセンネ。」
 得意気な顔で言ってきた。意外にも知っていたようだ。・・・ちょっと違うけど。
 「そう、赤外線ね。」 とだけ言っておいた。
  
  席を立った私は身体を反転させ、14号車との間にあるトイレに向かう。
 荷物を置いたまま席を離れることには、毎度一抹の不安を感じるものである。
 ほんの少しだけ、ネパールの長閑な風景のなかに、ほんのほんの少しだけだが、心の片隅に
 ある不信感が、車両間の自動扉が閉まる寸前に私を振り向かせた。
  そこには、E席の背もたれの上にひょっこり顔を出し、私がトイレに入ったのをしっかりと確認
 しようかという眼差しで、じーっとこちらを見る彼がいた。
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by h_arima3 | 2007-02-02 00:22 | Football総合
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